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前回の日記で、保坂和志の「この人の閾」のことをつまらーん!と言っちゃったけど、あれから読み進めてみると、あれ?これ面白いんじゃね?と思い始めた。僕は読みかけでも感想書いちゃうのだ!思えば、その方が、読む時々の自分の興味の移ろいが分かってなかなか面白いんじゃないだろうか。読み終わった後に良かった所、悪かった所をまぜこぜに総評しちゃうばかりじゃなくて、そーいうんがあってもいいと思う。

と、自己弁護のために話はそれてしまったけど、とにかく「この人の閾」。この話は、昔の大学時代の恋人で、今は結婚してる女性に何十年ぶりかにあって、家に招待されて(と、こういう書き方するとそのテの話を連想しそうだけど、ぜんっぜん違います)、それでいろんな話をダベったりビールのんだりする平坦な話で、前回つまらーんと言った僕は主人公が草むしりして、その大変さとかどんな雑草が生えてるかとかしょーもないことを語ってるところを読んでつまらーんと言った訳です。
が、だんだんと小説は、「描写」じゃなくて「会話」に移ってきて、あーおもしれえかもってなる訳です。女の小学生の息子との会話なんて、ただサッカーの話してるだけなのに、今までの流れとは全然フインキがちがうくて(小学生のせわしない感じ)、面白かった。

『「だって、もう読むだけでいいじゃない。何読んだって感想文やレポート書くわけじゃないんだし。読み終わっても何も考えたりしないでいいっていうのは、すごい楽なのよね」』

この文章を引用しちゃうのはなんだか変な気もしますが、にやってしました。うーんたしかにそうだよね、とか思ったり。

でもやっぱりこれは、3日経てば忘れてしまうような類の小説だった。そういうとこ自体が「会話」らしい。
2010.04.26 Mon l 漫画・ラノベ・本、等 l COM(0) TB(0) l top ▲

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